帯広刑務所(笹森哲所長)と帯広更生保護女性会(山﨑民子会長)による十勝監獄・帯広刑務所無縁物故者の碑の墓参が9月3日午前9時半から、帯広市緑ヶ丘墓地にある碑の前で行われました。
更女会員ら7人と帯広刑務所の刑務官5人が参列しました。笹川所長が「十勝監獄の受刑者はげん国道38号線の開削や広大な農地の開拓に大きな貢献をしました」としのびました。碑のいわれを紹介し「受刑者は帯広の開拓に尽くした」とあいさつ。山﨑会長をはじめ参会者がそれぞれ祈りを捧げました。
碑は十勝開拓に尽くした受刑者らを供養しようと昭和28年に建立され、462人が合葬されています。「俱會一處」(くえいっしょ)と刻まれ、浄土でともに会わせていただくという意味で平等の精神を含んだ言葉。毎年この時期に碑の清掃と墓参を行っています。
