帯広刑務所(吉川英生所長)と帯広更生保護女性会(山﨑民子会長)による十勝監獄・帯広刑務所無縁物故者の碑の墓参が9月4日午前9時半から、帯広市緑ヶ丘墓地にある碑の前で行われました。
受刑者が十勝開拓に尽くしたことから昭和28年に建立された碑には、462人が合葬されています。碑は「俱會一處」(くえいっしょ)と刻まれ、浄土でともに会わせていただくという意味で平等の精神を含んだ言葉。
更女会員ら11人と帯広刑務所の刑務官5人が参列し、碑の草とりや清掃の後、吉川所長が「受刑者、職員は帯広の開拓に尽くし発展の礎を築いた」とあいさつ。山﨑会長をはじめ参会者がそれぞれ感謝の祈りを捧げました。