十勝監獄・帯広刑務所無縁物故者合葬の碑墓参

帯広刑務所(山縣一光所長)と帯広更生保護女性会(山﨑民子会長)による十勝監獄・帯広刑務所無縁物故者の碑の墓参が9月7日午前10時半から、帯広市緑ヶ丘墓地にある碑の前で行われました。

受刑者が十勝開拓に尽くしたことから昭和28年に建立された碑には、462人が合葬されています。碑は「俱會一處」(くえいっしょ)と刻まれ、浄土でともに会わせていただくという意味で平等の精神を含んだ言葉。

更女会員ら11人と帯広刑務所の刑務官5人が参列し、碑の清掃の後、山縣所長が「受刑者が帯広の発展に尽力した。慰霊という地域に根ざした活動を通して再犯防止に取り組んでいきたい」とあいさつ。山﨑会長が「心を込めてお参りしたい」と話し、参会者がそれぞれ感謝の祈りを捧げました。