保護司とは

保護司とは

法務大臣が委嘱する更生保護のボランティアです。
犯罪や非行をした人たちが再び罪を犯すことのないよう立ち直りを助けます。犯罪の予防活動の推進を図り、安全・安心な地域社会づくりのため活動しています。

保護司の身分は

非常勤の国家公務員とされています。給与は支給されません。職務に要した経費が国から支給されます。

具体的な仕事は

① 保護観察になった人への指導や援助

  • 保護観察の対象者と定期的に面接し、保護観察の約束が守られているか等の状況を把握するとともに、指導・援助を行います。(保護観察)
    面接した内容を、協働する保護観察官に報告し、さらに適切な指導・援助につなげます。

② 矯正施設(刑務所・少年院)に入っている人の出所後の生活環境の調整

  • 再犯や再非行を防ぐために、帰ってくる場所の状況を確認し、同居者に本人との関わり方等を助言します。(生活環境の調整)

③ 地域での犯罪予防のための啓発・宣伝活動

  • 「社会を明るくする運動」を推進し、さまざまな犯罪予防の啓発事業を実施します。

④ 犯罪の予防のための自治体など関係機関・団体との連携・協力

保護司の条件

① 人格と行動が、社会的信望を有すること

② 熱意と活動のための時間的余裕を有すること

③ 生活が安定していること

④ 原則65歳以下(最初の委嘱時)健康で活動力を有すること

  • 任期は2年ですが76歳未満の方は再任が可能です。

保護司になるには

保護司の推薦・内申を受けて、北海道更生保護委員会が委嘱するかどうか決定します。


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